MS-DOSを使って、ダイヤルアップIP接続をする方法を紹介します。パソコンを 始 て3年未満の私が書くのでうまく説明できないところも多いのですが、参考にしてい ただけたら幸いです。
これからALLIED TELESIS のPCTCP VER6のインストールのお話を始めるわけですが、このインストールがすっかり終わった後、以下のURLからPCTCP VER6のパッチをDOWNLOADされて、バージョンアップされることを薦めます。
PCTCPのパッチがあります
ではお話をインストールに戻しましょう。
さて、ウインドウズ98が本格的に主流になってきて、「ウインドウズを使ってインタ ーネット!」とマスコミは囃し立てます。確かに、私たち視覚障害者もウインドウズ98 を使ってホームページを見たり、メールのやりとりができるようになりましたが、そこ までです。私たちはまだDOSから離れられません。そこで、今回はビッグローブ(PC-VAN)、 インターネットWIN、NIFTYSERVE、朝日ネットにMS-DOSでのDIALUP接続をする方法を紹介します。ただし他のプロバイダでも大丈夫です。後でお話しするように プロバイダごとに違うのは、dialup.scrというファイルだけです。 適宜帰ることでできるはずです。後で書きますが、このpageには3種類のdialup.scrが 書かれていますが、これらのどれかでたいていはできると想います。
ここではDIALUP接続で、パソコンを使うときの状況を説明します。
DOSマシンを使いパソコン通信を行う場合、一般にWTERMを使ってモデムを介して通信
をおこないます。モデムが鳴ってパソコン通信の画面になり、ニフティやPC-VANのコマ
ンドを使って、メールを読んだり会議室を回ったりできます。しかし、DIALUP接続はそう
ではありません。DIALUP接続のためのソフト(後述するPCTCP)を動かすと、パソコン通信
と同様に電話をかけますが、モデムが繋がったまま、DOSのプロンプトつまりA:\>に戻
ります。ここがパソコン通信と違うところです。
私はPC-9821V13/M7のAドライブに、MS-DOS Ver. 6.2をインストールしています。従
ってA:\>UPとやると、DIALUP接続のソフトが動いてモデムが電話をかけます。UPというの
は、DIALUP接続をするためのバッチファイルつまりUP.BATです。これは、PCTCPをインス
トールしたら自動的に作られます。そして電話が繋がったまま、A:\>に戻ります。そこ
で、DOS上で動くメールプログラムであるDMAILをA:\>DMAILとか、ブラウザであるVEGAや同じくLOUK
を、A:\>VE(veは、VEGAの起動コマンドです。)またはA:\>LOUKなどと入力しインターネットにアクセスします。これらはVDMに対応して
いるので、音声で使いやすくなっています。
なお、DMAILとLOUKはフリーウエア、VEGAは売り物です。DMAILはニフティのFHPPCのLIB7番の727 DMAIL230.LZH
または、NIFTYSERVEに入っていない肩は
loukがあります(ftpでdownload)
で公開されています。
またVEGAは市販ソフトなので、アクセステクノロジーさんにお尋ね下さい。
アクセステクノロジーさんのページは以下の所です。
ACCESSTECHNOLOGY'S HOMEPAGE
問い合わせのメールアドレスも書かれていましたから、お問い合わせ下さい。
ちなみにLOUKとVEGAはブラウザーですがどこが違うかといいますと
LOUKはまだフレームや、FORM入力には対応されていません。ということは、YAHOO等の
検索はできません。
しかし、VEGAはこれらに加えて、SSLにも対応しています。そして
VEGAはもともとエディタなので、エディタとしても高機能です。
エディタ機能にブラウザー機能を付けた物です。
ぼくがVEGAを使ってでの感想ですが、「最強のDOSで使えるテキストブラウザ」ということです。
以下は、NEC-98マシンに外付けモデムを使った場合の話です。second ccu(9ピンのrs232c)、カードモデムや、内蔵モデムでの設定は この文章の最後に書きます。
DIALUP接続でインターネ
ッ
トを楽しむには、次の三つが必要です。
1. DIALUP接続をするためのソフト:アライドテレシス(株)の98用Centre NET PCTCP
Ver.6(ベーシック・キット:税別25,000円)
2. メールプログラム:DMAIL
3. ブラウザ:VEGAまたはLOUKあるいは両方(こちらをお勧めします)
では実際に、(1)のPCTCPをインストールしましょう。まず、箱を開けるとフロッピ
ー
が入ったビニール袋が、二袋ありますので(フロッピーは多数入っていますが、ここで
使うのは4枚だけ)DIALUPセットアップディスク#1が入っている袋を見つけて下さい。これ
を使ってインストールするのですが、その前に調べてメモしておくことがあります。
(a) 二つのユーザ登録番号:PCTCPのユーザ登録シールに、S/Nおよび A/Kに続い
てハイフンで4桁ずつに区切られた12桁の数字
(b) ビッグローブのユーザID:私の場合はBYM2731
(c) ビッグローブのパスワード:ただし、これは入会したときに事務局から送られて
きたものでないとだめで、パソコン通信上で変更したものは使えない。もし、最初のパスワードが不明な
場合は再発行の申請を
(d) ドメイン・ネーム・サーバー・アドレス:これは、ネーム・サーバー・アドレスとかD
NSなどとも呼ばれる。私が使っているのは133.205.63.153だが、これでも大丈夫なはず。
もし分からなかったら、サービスセンターに電話して、「dnsのアドレスはいくつですか?」と聞けば教えてくれるはずです。
「え、それってなんですか?」と言うオペレータはいないとは想いますが、もしいたらそこのプロバイダとは
契約しない方が賢明でしょう。ここでたいていぷらいまりアドレスと、セカンダリアドレスという二つの数字を教えてくれるでしょうが、まあプライマリアドレスで結構です。
数字は、'.'で区切られたものです。
(e) ダイヤルアップIP接続の電話番号:これは電話で、DIALUP接続をするための電話番
号
。wtermでパソコン通信をしている電話番号とは違います。
これも分からなければ、電話して聞いて下さい。「dialupの電話は?」と聞けば分かるはずです。
ちなみに、niftyserveではハイパーロードと呼んでいるようですが・・・。
以上のものをメモしたら、いよいよインストールです。まず、ここではAドライブの
ハードディスクに、Cドライブのフロッピーディスクからインストールするという設定
で行います。
(1) Cドライブに、DIALUPセットアップディスク#1を入れて、次のように入力する。
C:\INSTALL INTERNET リターン
すると、いろいろなオープニングメッセージが出るので、VDMのレビューモードで
適
当に読んでリターンする。
(2) 「インストール種別」と画面に出て、その下にバージョンアップ、新規(標準構成
)
、新規(最小構成)の三つの項目が出るので、新規(標準構成)を選ぶ。多分最初は、バー
ジョンアップにリバースがかかっているので、カーソルを一つ下げて標準構成を選んで
リターン。
(3) 「PCTCPをインストールするディレクトリを指定して下さい」と出て、その下に
、A:\PCTCPというディレクトリが表示される。今はAドライブのハードディスクにイン
ストールするので、このままリターン。
(5) 「シリアル番号を入れて下さい」と出るので、番号を入れてリターン。これは S/
N
と書かれているもので、1234-1234-1234のようにハイフンで区切って入力する。
(6) 「認証番号を入れて下さい」と出るので、A/Kと書かれた番号をS/Nと同じように
入
力しリターン。
(7) 「パソコンのホスト名を入れて下さい」と出るが、これはなんでもよいので私は
、PC9821V13と入れている。入力してリターン。
(8) 「ユーザ名を入れて下さい」と出るので、これもなんでも良いので、私はユーザI
D
を入れている。
(9) 「ご使用のモデムを選んで下さい」と出るが、ここでは外付けのモデムを使って
い
るので、「通常のモデム」を選んでリターン。
(10) 「MS-DOS用接続設定ファイルを作成する」と出るので、「はい」を選んでリター
ン。
(11) 「DIALUP接続設定情報を入力して下さい」と出て、カーソルはゲートウエイアドレ
ス
にあるが、ここは必要ないのでカーソルを一つ下げてドメインネームサーバにあわせて
リターン。するとドメインネームサーバアドレスが開くので、133.205.63.153と入力し
てリターンする。次にカーソルを一つ下げ、ドメインにあわせリターン。ここでドメイ
ンを、biglobe.ne.jpと入力してリターン。漢字コードは、sjis(シフトジス)になって
いるのを確認し、カーソルを下げて次の項目へ移動。
上記要領で、ユーザIDおよびパスワード、電話番号を入力し終了を選ぶが、パスワー
ドは確認のため、2回入力するようになっている。
また電話番号を入力する際、プッシュ回線だと、ATDT、パルス回線だと、ATDPを
電話番号の前に付けることをお忘れ無く。
例えば、atdt03-1111-1111のようにします。
(12) 「必要なファイルを書き換えます。よろしいですか?」のメッセージが出るので
、「はい」を選んでリターン。
(13) 「フロッピーディスクを交換して下さい」と出るので、フロッピーをPCTCPカー
ネルディスク#1に交換してリターン
(14) 「フロッピーディスクを交換して下さい」とまた出るので、PCTCP DOS APPディ
スク#1を入れてリターン。
(15) 「フロッピーディスクを交換して下さい」と出るので、PCTCP DOS APPディスク
#2を入れてリターン
(16) 「インストールドライブを選択して下さい」と出るのでAを選ぶ。もし、他のド
ライブを選びたかったらカーソルで会わせる。
(17) 「フロッピーディスクを、PCTCPセットアップディスク#1に交換して下さい」と
出るので、一番最初に使ったフロッピーディスクを入れ直してリターン。
(18) しばらくハードディスクを書き換えてから、「インストールが終了しました」と
出るので、なにかキーを選んで終了する。
これで、インストールは終わりです。
autoexec.batには、
rem Added by PCTCP Ver6.0 Install Program
SET PCTCP=A:\PCTCP\PCTCP.INI
ppp
pppdrv
このように書かれていますが、これでうまく電話がかからないことがあります。その
ときは、上記2行目を次のように書き換えて下さい。
ppp -b 38400 -K -m
ここでは大文字と小文字に気をつけてください。
これでももしうまく繋がらない、へんな文字化けのようなメッセージがでるなどのときは
-b9600などにしてください。
特に古めのモデムだと-b9600でないとうまく行かないときがあるようです。
それと、PATHにA:\PCTCPを追加して
下さい。これはインストール時には自動的には
autoexec.batには書かれません野で、注意してください。
A:\PCTCPには、up.batというバッチファイルがあります。パソコンをリセットしてA:
\>upと入力して実行して下さい。電話をかけてくれてloginと出てから、かなり長い間(
32秒)なにも動きがなく、その後にユーザIDがエコーバックして
くると想います(これはbiglobeのばあいです。繋ぐプロバイダによってエコーバックしないものもあります)。
後で、待ち時間を短くするために、
A:\PCTCP\DIALUP.SCRの中の
;wait for CONNECT between modems
pause 32
というところの、pause 32の数字を小さくして下さい。この数字は1が1秒にあたります。
私はpause 1にしています。
もしうまく繋がらないときは、この数字をいろいろと変えて試してみて下さい。
電話をかけてDIALUP CONNECTION IS ESTABLISHED.と出たらDIALUP接続が
成功です。
ぼくが3年前ぐらいに、biglobeにdialup接続したときは、インストール時のdialup.scr でうまく接続できました。でもでも最近はどうもこの インストール時のdialup.scrではだめなようです。もしだめでしたら下で紹介する インターネットWINのdialup.scrをつかってみてください。これだと接続できたという報告を 何件か頂きました。よく分からないけどbiglobeの接続方法が変わっちゃったのかもしれません。
それでは試しにPCTCPに付いてきたテルネット・プログラムのjtnを使ってみましょう
。
A:\>jtn archie.iij.ad.jp(リターン)とやってloginと出たところで、archieと入力し
ます。無事にarchie>と出ましたか?ではjtnを終了しましょう。quitと入力してリター
ンして、A:\>に戻ったら電話を切ってDIALUP接続の終了です。
A:\PCTCPには、down.batがあります。A:\>down(リターン)でモデムが切断されます。
これで、BIGLOBEでの、PCTCPの設定およびDIALUP接続のやりかたは完了です。
次に、インターネットWINでのPCTCPの設定です。プロバイダーごとに
設定が違うところは、DIALUP.SCRの書き方のみです。つまり
DIALUP.SCRの書き換えをするだけで、後は、BIGLOBEの方法と
同じですので、下の、DIALUP.SCRを上書きCOPYするだけです。
もちろん、ユーザidやパスワード、dns アドレス、電話番号はプロバイダごとに
違いますよ。ちなみにpasswordの変更をするには、a:\pctcpにpppwdというコマンドがありますのでこれを実行すると新しいpasswordが入力できます。pctcp.iniに直接書いてもだめです。
-------dialup.scr(インターネットWIN)------
;
; Modem command (Exaple: Telebit's T-2500)
;
;send ats61=1\r
pause 1
send at\r
pause 1
send atdt03-5478-7321\r
;
; physical layer open
;
poll physical open
;
; wait for CONNECT between modems
;
;pause 2
;
; login WS
;
;send \r
;
; Send Login name
;
;sendi
;
;pause 1
;
; Send Password
;
;sendp
;
;
;pause 1
;
; Switch the packet driver from character mode to packet mode
;
changemode packet
;
; send request to open the LCP layer
;
signal lcp open
;
poll lcp open
;
poll ipcp open
---------------------
NIFTYSERVEでも、ハイパーロードを使えば、dialup接続が
できます。以下に、niftyserveようの、dialup.scrを書いておきます。
上と同じ方法で、上書きcopyして使って下さい。
ただし、NIFTYSERVEで、DIALUP接続をするには、下の、DIALUP.SCRを
COPYするほかに一つだけ、PCTCP.INIに変更を加えなければなりません。
それは、ユーザーIDの前に、'NIM-'を
書き加えなければなりません。例えば、僕のNIFTYSERVEのIDは、QZT02631ですから、
PCTCP.INIの次の2行をしたのように書き直さなければなりません。
user = NIM-QZT02631
identity = NIM-QZT02631
ということです。
------dialup.scr(NIFTYSERVEでのハイパーロード)------
;
; Modem command (Exaple: Telebit's T-2500)
;
;send ats61=1\r
pause 1
send atz\r
pause 1
send atdt03-5711-2001\r
;
; physical layer open
;
poll physical open
;
; wait for CONNECT between modems
;
pause 3
;
; login WS
;
;send C NSP\r
;
pause 3
; Send Login name
;
sendi
;
pause 1
;
; Send Password
;
sendp
;
;
pause 1
;
; Switch the packet driver from character mode to packet mode
;
changemode packet
;
; send request to open the LCP layer
;
signal lcp open
;
poll lcp open
;
poll ipcp open
------------
下に、朝日ネットのdialup.scrを
書いておきますので、使ってみて下さい。
------dialup.scr(朝日ネット)-----
pause 1
send at\r
pause 1
send atdt0552-20-6835\r
poll physical open
pause 3
changemode packet
signal lcp open
poll lcp open
poll ipcp open
-------
以上で、BIGLOBE、インターネットWIN、NIFTYSERVEと、朝日ネットでの dialup接続の方法でした。
ところで、UP.BATと、DOWN.BATは次のように書き換えた方が良いようです。
私も下のように書き換え、AUTOEXEC.BATに書かれた物を、削除しました。
------UP.BAT----
@echo off
ppp -b 38400 -K -m
pppdrv -x
comscrpt remote1 dialup
--------------------
--------DOWN.BAT--------
@echo off
comscrpt remote1 hangup
INET UNLOAD
ppp -u
------------
重要!!
これからdmailのインストールのお話をしますが、dmailがインストールされ、うまく動いたことをかくにんされたら、以下のurlからdmailようの支援ソフト(mhfd0417.lzh)をdownloadされ、インストールする事を薦めます。
dmailの支援ソフト(mhfd0417.lzh)です。
さてお話を戻しましょう。
まず、DMAILをニフティからまたは
ftp://fuji.u-shizuoka-ken.ac.jp/pub/freeware/dmail230.lzh
から調達します。それではDMAILのインストールから始めます。その際CONFIG.RCには、次のような3項目(必須)を書かなければなりません。
ユーザ、ホスト名、漢字コードです。ここにビッグローブの設定例
を書いておきますので、これに準じて入力してください。なお、私のEメールは、k-watanabe@mub.biglobe.ne.jpです。
----ビッグローブでのCONFIG.RC------
ユーザー=k-watanabe
ホスト=mub.biglobe.ne.jp
IPアドレス=00.00.00.00
漢字コード=jis
次にインターネットWINの設定です。ここでの私のEメールは、
katsuaki@super.win.ne.jpです。
----WINでのCONFIG.RC----
ユーザー=katsuaki
ホスト=super.win.ne.jp
IPアドレス=00.00.00.00
漢字コード=jis
私は上の3項目をCONFIG.RCに書き加えただけです。漢字コードが、JISであること
に注意して下さい。これで、DMAILが使えるようになりました。
A:\>DMAILと入力しリターンすると、パスワードを聞いてきます。これはメールサー
バ
ーにアクセスするときのものですが、たいていはDIALUP接続をするときのパスワードと同
じです。詳しくは、プロバイダから送ってきた書類を見て下さい。DMAILのメインメニ
ューから、'C'とやるとメールを取りに行き、'i'と入力するとそのメールが表示されま
す。
次に、niftyでの設定です。
niftyでは私のIDはQZT02631でメール
アドレスはwatanabe.katsuaki@nifty.ne.jpです。
で、niftyでのconfig.rcはちと今までと違いますので
全て乗せておきます。
----config.rc(nifty)----
;
;
; config.rc
;
; Dメール v2.3 環境設定ファイル 音声環境用
;
; {} の 間は省略値(省略値なしの項目は必須)
;
;設定項目の属性
;
;
;
;
;
# 以下の4項目は必須
;ユーザーめい
ユーザー=QZT02631
;ホストめい(この項目は60文字まで)(必須)
ホスト=pop.nifty.ne.jp
;ホストのIPアドレス
;DNS使用時は [0.0.0.0]
IPアドレス=0.0.0.0
;ホストの漢字コード
漢字コード=sjis
# 以下の2項目はPOPとSMTPサーバーが異なる場合に必須
;SMTPホスト名(ホスト名と異なる場合のみ 最長60文字まで){省略時は設定無し}
SMTPホスト名=smtp.nifty.ne.jp
;SMTPホストのIPアドレス(ホストのIPと異なる場合のみ)
;DNS使用時は [0.0.0.0]
;#SMTPホストIP=
;電子メールアドレス(この項目は128文字まで){省略時はユーザー名}
;<漢字などの2バイト文字は使わないで下さい>
メールアドレス=watanabe.katsuaki@nifty.ne.jp
;POP3ポート番号
POP3ポート=110
;SMTPポート番号
SMTPポート=25
;セキュリティレベル(0 から 3 まで)
セキュリティ=0
;ページャーコマンド
ページャー=dm -vw+ -kr+
;エディターコマンド
エディター=dm -eb-
;プリントコマンド
プリント=command /c batprt.bat
;1文字コマンドのバッファ有効
キーバッファ=yes
;ページャー対象ファイルをロック
ファイルロック=no
;起動時にメールボックスの整合性チェック
ベリファイ=no
;起動時に新着メールのチェック
メールチェック=no
;MIMEヘッダのデコードを行なう
MIMEデコード=yes
;MIMEエンコード処理プログラムを起動してヘッダを加工する
;<特に必要な場合以外は[no]に設定してください>
MimeHead.exe=no
;受信時の 最大メールサイズ制限(キロバイト単位 0で制限なし)
最大受信サイズ=0
;新規メール作成時に とりこみファイルをたずねる
ファイルとりこみ=no
;メールの引用に 日付と名前を書き添える
日付と名前の引用=yes
;メールヘッダーの引用をする
ヘッダーの引用=no
;返信メール作成時に相手の文章を取り込む
返信時の文章とりこみ=yes
;転送時に転送文書にプレフィックスを付ける
転送時のプレフィックス=yes
;送信メールのひかえをとる
送信ひかえ=no
;署名の自動添付
署名=yes
;送信時の自動けたおり文字数
けたおり=70
;桁おり除外プレフィックス文字(""で囲む。20文字まで)
桁おりしない=">"
;送信時にタブをスペースに置換(0で置換しない)
タブスペース=4
;送信時の半角カナを全角に変換
半角カナ変換=yes
;送信時に 大きなメールサイズ(キロバイト)を注意
メールサイズ=50
;プレフィックス(""でかこむ。20文字まで)
プレフィックス=">"
;メールを転送後にホストのスプールから削除しない
メールを残す=no
;メールヘッダーをみじかく表示
ヘッダーの省略=yes
;添付書類の自動チェック
添付書類チェック=yes
;みどくメールを ごみばこへ移動するときに警告する
ごみばこ警告=yes
;ウェイトモード待機間隔(ふん単位)
インターバル=30
;ウェイトモード移行時間(ふん単位)
アイドル=5
;検索時に大文字小文字を区別しない
大小の区別なし=yes
;スクリーンセーバーの指定
スクリーンセイバー=none
;終了時にごみばこを清掃
ごみそうじ=yes
;返信や複送時に "In-Reply-To:" フィールドを付加する
InReplyTo=no
;デフォルトディレクトリ(この項目は最長128文字まで){省略時は設定無し}
デフォルトDIR=
;メールボディ用フィルタコマンド
フィルタ=
;ヘッダーフィールド設定を"透過"にする
フィールド透過=no
;追加フィールドのラベル
追加フィールド=none
#poppassd関連
;POPPASSDでのパスワード変更を使用する
Poppassdの使用=no
;POPPASSDがQUITコマンドを必要とする
PoppassdのQUIT=no
;POPPASSポート番号
Poppassポート=106
### 原稿ヘッダーへの追加フィールドは ここへ記入 ###
:myField
--------
朝日ネットはやったことが無いので、具体的なDMAILの設定 つまり、CONFIG.RCは分かりません。 しかし、同じように書けば良いはずです。 VEGAのインストールは、付属のドキュメントの方法でインストールします。特に 難しくは無いでしょう。VEGAというディレクトリーを作って、 フロッピーの物をCOPYするだけです。 LOUKも同じく、解凍してただたんにコピーすれば使えるはずです。 詳しくは付属のdocを読んで下さい。
これらを使うには、ppp.COMではなく、PPPNOTE.COMを 使います。 まあ、インストールの時は、通常のモデムを選択して、 一通りのインストールが終わった後に、up.batを 書き換えた方がらくでしょう。 まず、second ccuや、内蔵モデム、カードモデムを使うには、 IRQ、I/O PORT addressがどんな番号を使っているか知る必要があります。 「IRQ?I/O PORT?」と思われる方が多いと思います。 説明していると大変なんで(本当はぼくも分かっていません、)とりあえず、 バリュースターの内蔵モデム、キャンびーの内蔵モデム、オムロンのカードモデムについて 実例を書いておきます。
ところでバリュースターやキャンビー等の内蔵モデムを使うには、
プラグアンドプレーなるものをOFFにしなければ成りません。
このプラグアンドプレーは、WINDOWSでしか必要がありません。でも
プラグアンドプレーはMSDOSではじゃまものです。
ですから、プラグアンドプレーは、OFFにしておかないといけません。
では、プラグアンドプレーのOFFのしかたです。
まず、パソコンの後ろにささっている内蔵モデムを抜きます。そしてディップスイッチの1番をONにしてください。
スイッチはONですが、プラグアンドプレーはOFFになります。
詳しくは
>内蔵モデムでWTERM、FAXソフトを使う
を見て下さい。
ではバリュースターの内蔵モデムです。
バ流スターの内蔵モデムは
I/O PORT ADDRESSとして、08b0を使っています。そして、
IRQとしては、工場出荷時は、
IRQ 3(INT0)を使っています。
ですから、UP.BATに次のように書いて下さい。
-----UP.BAT(バリュースター)-----
@echo off
PPPNOTE -a 0x08b0 -i 3 -b 38400 -K -m
pppdrv -x
comscrpt remote1 dialup
---------
-i、-aのところに、IRQ、I/O PORT ADDRESSを書きます。
'0x'をお忘れ無く。
次に、キャンビーの内蔵モデムの設定です。
これは、工場出荷時の
IRQは、IRQ 3(INT0)、I/O PORT ADDRESSは、0100です。
ですから、
上のPPPNOTEのところだけを書き換えます。でも念のため全部書いておきますね。
-----UP.BAT(キャンビー)-----
@echo off
PPPNOTE -a 0x0100 -i 3 -b 38400 -K -m
pppdrv -x
comscrpt remote1 dialup
---------
ではカードモデムです。
-----UP.BAT (PCMCIAカードモデムの例)-----
PPPNOTE -a 0x02d8 -i 3 -b 38400 -K -m
pppdrv -x
comscrpt remote1 dialup
------------------
SECOND CCUでの設定
これは、98のどの機種でもSECOND CCのIRQ 5(INT 1)、I/O PORT ADDRESSは
0238のようです。IRQは、5(INT1)からたのIRQ(INT)には動かせません。
-----up.bat (second ccuの例)----
PPPNOTE -a 0x0238 -i 5 -b 38400 -K -m
pppdrv -x
comscrpt remote1 dialup
-----------------
これで終わりです。
PPPNOTEを使う時のDOWN.BATの設定は、次のようになります。
-----DOWN.BAT-----
@echo off
comscrpt remote1 hangup
INET UNLOAD
PPPNOTE -u
-----------
そうそう最後に参考のためにぼくのup.batの例です。
ぼくはpc9821v13/m7で、内蔵モデムを使っています。
そして、事情が有って、内蔵モデムのirqは5(int1)にしてあります。
内蔵モデムのirqは、ディップスイッチを帰ることで、変更できます。
詳しくは
内蔵モデムでWTERM、FAXソフトを使う
を見て下さい。
-------up.bat(ぼくが使っている)-----
@echo off
vdctrl sw1off
PPPNOTE -a 0x08b0 -i 5 -b 38400 -K -m
pppdrv -x
comscrpt remote1 dialup
vdctrl sw1on
---------
以上です。
またpctcpを使ってdialup routerを使う方法は以下の所にあります。
ISDNと珍道中(MN128-SOHO SL10)
E-mail: katsuaki@super.win.ne.jp