PJ-10|ラジオサーバーポケットのリポート(2010/02/05)

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前置き

以下のリポートは2010年の2月に書いた物である。 今現在2010年5月には三洋からも ICR-XRS120MF というものも出ている。 また2008年にはサン電子株式会社から トークマスタースリム というものがあり、現在、予約も含めて殆どの機能が慣れれば使えるであろうICレコーダはこの3種類だと思う。 他のものでもラジオの予約ができるものがあるにはあるが、全盲にはまず無理である。 ということで、この2機種のリポートも参考にして選んで頂ければと思う。

初めに

AM、FM、テレビの1から12チャンネルまでの音声受診可能、PCからの予約設定が全盲でも可能なICレコーダです。 PCからの予約設定のソフトはPCトーカで十分に使えるので、どんなスクリーンリーダでもりようできると思います。またこの予約設定のソフトは非常に単純な作りになっていて、全てスクリーンリーダーで操作が可能です。 PJ-10のことや、予約設定ソフトは ここを見て下さい

このページでは全盲がPJ-10を利用するために必要なことをメモしておきたいと思っている。いちよう最低限のことは書いたつもり(2010/02/05現在)。 まあこれだけ知っていれば電話サポートに聞くための前提知識はオッケーだ。 PDFのマニュアルも上がっているのでテキスとに変換して読んで見てほしい。 PDFマニュアルは にある。

なお、同じくPCから予約が可能なラジオ付きのICレコーダとして トークマスタスリム というものもある。これも全盲でも利用が可能だ。

ボタンの位置

液晶を上にして、本体と向き合った状態で、本体のやや下の中心部には、丸い大きなボタンがある。このボタンは真ん中に決定ボタンがあり、上下左右に押すことができる十字キーの役割もします。 この大きなボタンを中心にして、小さな丸いボタンが四つある。左上から時計回りに停止ボタン、録音ボタン、設定ボタン、削除ボタンである。

液晶のすぐ下に、3このボタンが横に並んでいます。 左からモードボタン、リストボタン、予約ボタンです。

また一番下にも、左から、戻るボタン、ABボタン、インデックスボタンと並んでいます。

左側面の下に電源スイッチ兼ホールドスイッチがあります。このスイッチを下に移動することによって、電源のオンオフができます。上に動かすとホールドになります。

上面にはUSB接続ポート(ゴムキャップが付いています)とイヤフォンマイク端子があります。

底面の中央にはアンテナステーションと接続するための切れ目があります。 ここはアンテナステーションと繋がり、もちろんアンテナとの接続の役割をしますが、アンテナステーションに接続された電源アダプタから電力の供給の接点にもなります。もちろん本体に電池が入ったままでもまったく問題有りません。逆に言えば、電池の充電能力はありませんのでお間違いなく! 最初私はここにUSBを接続するのかと思ってしまいました(笑)。

ホルダについて

ホルダは工場出荷時で、すでにFM,AM,TV,MIC,MUSICができてます。ここにそれぞれ録音されたファイルが入ります。 musicには自分で聞きたいファイルをPCから移して利用するのだと思う。 また、PCの予約設定ツールを使えば、予約録音のファイルのホルダーは自分でも指定ができる。 なにも指示をしなければ、AMラジオのファイルは全てAMというホルダに入ってしまうが、例えば 深夜便のファイルをam\shinyabin のように設定すれば、am\shinyabin\以下に保存される。 確認はしてないけど、日本語ホルダ名は使わないのが無難かもしれない。 ちなみに、ホルダの指定はPCからの予約設定ツールでしか利用できない。

PJ-10用予約設定ツールの使い方

これはそれほど説明は不用だと思う。ダウンロードしてインストールしてほしい。インストールと言っても自己解凍してホルダ後とどこかに単純コピーするだけ。レジストリもなにもいじられないので実に素直ですっきりしている。要らなくなったら単純に消すだけ。 解凍したら、予約設定ツール_v110というホルダができる。ホルダ内の予約設定ツール.exeのexeファイルを実行するだけで良い。もちろん本体をUSBに接続してから。

タブキーや、矢印キーを利用すると、予約編集とか、読み込み、確定、終了、削除とか、ON/OFFとか、プリセット等のボタンがある。 まず、最初にプリセットを地域に合わせる必要がある。これは本体のプリセットが合わせてあっても、ツールのプリセットも合わせる必要がある。これは、予約ごとに、プリセット地域を変更できるのだと思う。例えばメインは東京のプリセットだけど、予約10番だけは、関西地域の深夜放送を録音したいとかというようなことができるのだと思う。 プリセットの設定が終わったら、いよいよ予約編集になる。

まずカーソルキーを利用して、01というところに合わせる。01とは予約番号1番ということ。カーソルを下げてみるとわかるが、02--20と続く。予約件数は20件まで。 もちろん01は開けて置いて、10から入力したければ10にカーソルを利用して合わせる。

それからタブキーで移動して、予約編集に合わせてエンターをすると、編集ができるようになる。 ここでもタブキーを利用して、編集する。 まずはAM/FM/TVどれかを選択する。

続いてタブキーで移動して、放送局をカーソルで選ぶ。

次にタブキーで日にち指定にするか、曜日指定にするかを選ぶ。 曜日していだったら、録音してほしい曜日に、スペースキーでチェックを入れる。ちゃんとチェックも入ったら「チェック」と読んでくれる。

後は、タブキーで録音開始時間、終了時間を設定する。 なぜかスクリーンリーダーでは、録音開始時間のところに合わせると「終了時刻」と読んでしまうがあまりそのへんは気にしない。最初に出てくる時刻設定が、録音開始時間だ。

次に録音音質を選ぶようになる。まあ標準で良いのでは?ここはお好みで。

次に、録音したファイルをどこに保存してほしいか指定するところになる。なにも指定しないと、AMラジオは全て、AMホルダ直下に全て入ってしまう。FMもTVも同じ。 やはりここは予約毎にホルダを分けたい。そのときは、予めまず、PCから本体内にサブホルダなどを作っておく。例えば
AM\shinyabin
というものを作って置く。上にも書いたが日本語名は使わない方が?と思っているのは私だけかな? 再び設定ツールに戻るが、 これで、タブキーで移動していくと、「ホルダの指定または編集」とスクリーンリーダが喋るので、ここでam\shinyabin
と書き加えればよいのかとおもったけれどどうもこれではうまく行かない。そこでそこからタブキーを2度押すと再び「am確認」みたいなことをスクリーンリーダに言われるので、そこでエンターを押す。 そこでカーソルキーを下げると「新しいホルダ」といわれるのでそこで再びエンター。すると、ホルダの参照というボタンが出てくるので、右矢印キーで移動してam\shinyabinというホルダを選ぶ。これで全てOKだ。

タブキーで保存ボタンに移動してエンターで保存される。注意してほしいのは、この保存ボタンを押してもまだ本体には書き込まれていない。あくまでこの段階では予約設定ツール内のファイル(たぶんtimer.tcc)に保存されているだけ。先ほどの予約リストにカーソルで移動してみて頂きたい。 ちゃんと予約放送局、曜日、録音開始時間、保存ホルダが読まれる。 後はこの繰り返しで予約録音リストを作って頂きたい。 それで、確定ボタンを押すことによって、初めて本体に情報が書き込まれる。それで終了ボタンで予約設定ツールを終われば良い。

それからこれらは説明不要だとは思うが、削除は、予約を削除する。削除したい予約番号にカーソルで合わせてから、削除ボタンを押せば良い。 また、ON/OFFボタンは、予約情報だけは残しておきたいけど、一次的に予約をOFFにしたいとか、再び予約を有効にしたいからONにしたいというときに使う。対照の予約リストに カーソルで合わせてこのボタンを押せば、OFFになったりONになったりする。 予約設定ツールの使い方はこれぐらいだとは思うけど、なにか他に便利機能があったらおしえてほしい。 この予約設定ツールは特別なコントロールも使って無く、実にシンプルで使いやすいと思った。シンプルな作りなのでスクリーンリーダとの相性もばっちり打。非常に印象が良かった。このての専用ツールとしては珍しく利用しやすい物だと思う。 トークマスタースリムの専用ツールはこれに比べてかなりこった作りになっていて、利用しにくいし、スクリーンリーダとの相性もあまり良いとはいえない。どっとフレームワークとか使っているからかもしれないけど。

ビープ音の設定

設定ボタンを押して、メニューに入ると、その5番目が表示音声設定になっている。そのサブメニューの2番目の項目に、ビープ音の設定をオンにするところがあるので、それをオンにしておいたほうが 全盲には使いやすいと思う。 これは順番を覚えていれば自分でもできるが、まあ買ったときにお店の人に設定をしてもらったほうが楽だと思う。 私の記憶が間違ってなければ初期値はビープ音はONだったと思う。ので最初からビープ音がしていれば問題なし。

モードボタンの使い方

モードボタンを押すと、上からAM FM TV プレイアとなる。 AMラジオを聞きたい場合はモードボタンを押すとすでにカーソルがAMラジオになっているのでそこで決定ボタンを押すとAMラジオになる。ただし、ここはいつもモードボタンを押すとAMにカーソルがいっているわけではない。 もともとFMになっていたのであれば、モードボタンを押して、上に1度押すとAMになる。電源スイッチを入れたときにラジオやテレビがなっていないときは、たぶんモードはプレイヤモードになっているのだと思う。 それで、AM,FM,TVに合わせたら そこでリストボタンを押して、上下ボタンを利用するとプリセットの局に移動ができる。再びプリセットの局を変えたいときはまたリストボタンを押して同じようにやらなければならない。 モードボタンに限らず、リストボタンもそうなのだが、モードボタンを押して、3秒ぐらいなにも操作がされないとモードボタンを押す前の状態に自動的に戻ってしまう。リストボタンも同じ振る舞いをすると思う。 ちなみに、ボリュームの上下は、上下ボタンを利用する。

録音したファイルを聞く

モードボタンでプレイヤにする。
次にリストボタンを押す
するとホルダ検索となっているので、そこで決定ボタンを押す
すると、上からAM,FM,TV,MICとならんでいるので、AMを聞きたいときはそのまま決定
するとAMホルダに入れる。
ここで注意してほしいのだが、AMや、FM、TV、MIC等の各ホルダに入った場合は、カーソルは親ホルダにフォーカスがある。なので、ここで1度下矢印キーを押すと、 AMのホルダやファイルを選べるようになる。例えばAMのなかに、baka、shinyabinというホルダがあって、その次に各種MP3やwmaのファイルがあるような状態を考えてもらいたい。 上のようにAMホルダの中に決定ボタンで入ったら、下矢印キーで1度下げるとそこがBAKAホルダになり、再び下げるとshinyabinホルダになる。再び下げると、なにかしらの録音ファイルにカーソルが移動する。 bakaやshinyabinのホルダないに入ってからも同じ。 なので、AM、FM等のホルダに入ったらこの操作は注意してほしい。 親ホルダにカーソルがあるという意味がわからなければ、そんなこと気にしないで、下矢印ボタンを1度押すということを覚えていればなんの問題もない。

ちなみにbakaという失礼なホルダ名は 伊集院光の深夜の馬鹿時からの録音ファイルが入っているところ。

インデックス機能

一つのファイルに16このインデックスが付けられるようだ。聞いているときにインデックスボタンを押すとそこにインデックスが付く。 一番近いインデックスに飛ぶには、左右ボタンをぽんと押せばインデックスにジャンプできる。 ちなみに、左右ボタンを長押しで、早送りまきもどしになる。 また録音最中でもインデックスボタンを押すとインデックスが付けられるようだ。

早ぎき遅ぎき

再生中に決定ボタンを押すと 遅いスピード → 早いスピード → 表準則と変わる。 このスピードは予め設定メニューで指定ができるのかもしれない。 ちなみに、再生を停止するには停止ボタンを押す。決定ボタンのトグルで再生開始/停止になるような気がするけど違っている。

アンテナについて

付属のアンテナだいにAMループアンテナと、FM/TVの簡易アンテナを付けられるようになっている。 またこのアンテナだいには、Fコネクタがあって、いわゆる導軸ケーブルを接続できるようになっており、本格的なFMアンテナの接続も可能となっている。 また、このアンテナだいにアダプタが接続できるようになっており、このだいにPJ10を置くと電源が供給できるようになっている。 もちろん電池が入っていても問題はない。

設定メニューの項目

設定ボタンを押すと、いろいろな設定ができるメニューが開く。まだこのへんはなにも使ったことがないので、いずれ書くとして、とりあえず設定ボタンを押したときのトップメニューの項目だけ書いておく。 上から
ラジオ設定
録音設定
再生設定
ファイル分割
表示音設定
その他
と並ぶ

再生設定について

再生設定のサブメニュー内の項目は上から
再生モード
ランダム
早聞き倍速
遅聞き倍速
少し前再生
しおり機能
となる。

早聞き倍速について

デフォルトでは1.50になっている。下矢印で下げていくと順番に
1.75
2.00
1.25
と0.25刻みで変化する。

遅聞き倍速について

これは
0.750
0.625
0.5
0.875
となる。

少し前再生

これは上から
OFF
1秒
2秒
3秒
4秒
5秒
10秒
となる。

しおり機能について

これはデフォルトではOFFになっているから、設定したければ下矢印キーで、ONにして 決定。

ファイル分割について

分割したい部分で再生を留める。
設定メニューに入ってファイル分割を選んで決定
「現在位置で分割しますか」と聞いてきて、カーソルはキャンセルになっているので、下矢印で、実行を選んで決定
これで実行される。完了すると「ピー」とビープ音が出るのでわかりやすい。

「その他」の項目

「その他」のメニュー項目は上から
時刻設定
メモリ容量確認
設定リセット
初期化
バージョン情報
消去ロック
オートオフ

注意点

どうも連続した予約録音ではちょっと注意が必要みたいだ。 例えば、予約の1件目が13:00から14:00まで、2件目が14:00から3:00と予約設定をしたばあい、どうも2件目が録音されない。 これは1件目の終了時間と、2件目の録音開始時間が14:00とだぶっているためだと思われる。 なので、この2件の予約の間に1分ぐらいの空白時間をいれないとだめみたいだ。 例えば1件目の終了時間を13:59とするとか2件目のスタート時間を14:01にするということが必要なようだ。 このへんは、トークマスタースリムは問題なく連続予約が可能ではある。が、確かに、トークマスタースリムでも、いくら連続予約とはいっても、1件目のファイルの処理と、2件目のファイルの処理などでどうしても間には1秒ぐらいは空白時間が出てしまう。これはまあしかたがないことなのだが、トークマスタースリムの予約乗では、いちよう終了時間と次の開始時間が上のようにだぶっていても問題なく予約録音自体はちゃんとしてくれている。 がPJ-10の場合は、上にも書いたとおり、予約設定ツール乗ではエラーもなく予約はできてしまうが、実際の録音となると後の予定録音がされないので注意が必要である。

それから視覚障害者がPJ-10で購入する場合は、ラジオのプリセットと、時刻、それから上に書いたビープ音の設定はお店の人にやってもらったほうがよいかもしれない。 もちろん設定メニューの何番目ということが解っていれば問題なく自分でもできるとは思うが、最初はやってもらったほうが便利だと思う。 もちろんこのへんも自力でできないと困る場合もあると思うので、今後手順が解ったらこのページに付け加えたいと思う。 また、時刻自動補正の設定だが、どうもプリセットで地域を合わせれば、AMのNHKが自動的に設定されるらしい。前後5分以内のずれだったら自動的に補正してくれるようだ。

予約録音が開始されるとそのときはスピーカーからはなにも音が出ない。これはボリュームが下がっている状態になっている。 なので「あれ予約録音やってるかな」と思ったら、ボリュームを一度上げてみて欲しい。ちゃんとなるはず。 再びボリュームを戻せば音が出なくなる。

それからこれは結構やってしまって「あれれれ」と思うのだが、ボリュームの上下のボタンと、設定項目などを移動するボタンが共通となっている。 もちろんモードでモードにモード設定や、リストボタンでリストの移動の時はボリュームの操作は無効になるのだが、いろいろと操作をしているあいだに項目を移動しているつもりが、実際は ボリュームの上下をやっていることになっていて、それに気が付かないで、いざラジオとか、MP3を聞こうとしても音が出ないということになっていることがある。 なので「あれ」と思ったらボリュームボタンを上げてみてほしい。

それから電池を交換するときは、予め予備の電池を用意してからのほうが良い。 びっくりしたが、すぐに時間とかが初期化されてしまう。 マニュアルを見ると5分ぐらい電池がないと戻ってしまうから注意しろと書かれているが、「ちょっとそりゃー早漏すぎるんじゃね」ってなかんじ。 おかげで内部の時計を合わせる経験をしました。

時刻の合わせ方

ということで本体の時刻設定です。

まず次のことをやって、内部の時計がどれだけずれているか調べる。 適当にラジオでも、マイクからでもよいから録音してファイルを作る。 それでPCに繋げてそのファイルのタイムスタンプを見て、現在の時間と比較して日にちや時間がどれだけくるっているかまず把握する。

次に設定ボタンを利用して時刻合わせを行う。

設定ボタンを押す。
十字キーボタンの上を1度押してその他に合わせて決定ボタンを押す。
するとそこはすでに時刻合わせの項目にカーソルがいるので、決定ボタンを押す。
現在いる項目は「年」にいるので、上下矢印ボタンで年を合わせる。上に押すと数字が増す。
その次に右矢印ボタンを押す毎に、月、日にち、時間、分と変化するので、同じように合わせる。
合わせたら決定ボタンを押すと設定は完了。決定ボタンを押すと「ぴー」と長めのビープが出る。
もちろん例えば上の、年、月、日にち、時間、分の各項目で ずれているものだけを合わせて決定ボタンを押せばそれだけが設定される。つまり 例えば日にちだけがくるっているのであれば、 時刻設定に入ったら、右矢印ボタンを3かいおして、日にちの設定に合わせて、上下で日にちを合わせて決定ボタンを押すということ。 これで他の項目は変更はされないってあたりまえか。

その後、再びなにかちょっと録音してみて内部の時計がそれなりに合っているか確かめる。 だめだったらいままでの繰り返しでなんとかあわせる。 プラスマイナス5分いないのずれだったら、時刻自動補正で直してくれる。 でもできれば2分ぐらいのずれにしたいよね。

トークマスタースリムとの比較

PJ-10では内蔵メモリである2gbしか使えないが、予約設定のソフトの使いやすさ、テレビが12チャンネルまで入ることなどを考えると、視覚障害者にはトークマスタースリムよりはかなりお勧めかもしれない。トークマスタースリムの値段の半分ということも大きなポイントとなる(ただトークマスタースリムの値段はPJ-10が出てからかなり下がり始めている)。 ラジオの感度も良いと思うし、PJ10を部屋のすみに置いて、ラジオを聞いていても部屋の中で平均的によく聞こえて重宝である。 明らかにトークマスタースリムよりはスピーカーは大きくて良いと思う。 また、電池がつかえることも良いと思う。トークマスタースリムでは内蔵バッテリーである。なので外で使っていてバッテリーが切れてしまえば「はいそれまでよ」ということになるのでかなり不安である。 ただ、トークマスタースリムよりは、なんかきゃしゃなつくりなような気がしている。特にボタンを押したときはPJ-10はぺこぺこした感じである。それに対してトークマスタースリムは、ボタンは押しやすい感覚がある。例えて言えば、安いキーボードと、それなりの値段のキーボードのハッピーハッキングキーボードの違いみたいなものかな。 まあどちらにするかは用途と好みである。上にも書いたがトークマスタースリムは値段が下がっているから逆に買いということもいえるし、どちらにしろ、お店やショールームなどでも見ることはできるし、トークマスタースリムは買う前に借りることが可能だ。 またPJ-10はテープ起こしのように、頻繁に再生ボタンを繰り返し使う場合にはあまり向いてないと思う。ちょっと壊れそうな気がする。それにボタンもトークマスタースリムに比べて押しにくいと思う。 後は、FMの専用アンテナが繋ぎやすいので、FMを本格的に録音したい人にはPJ-10はよいかもしれない。

最後に

まだ買って1週間ちょっとなのでこれぐらいしか書けない。 ショールームに行って有る程度の使い方を習ってきた。 おにいさんが丁寧に教えて下さったので助かった。 今後は、前に出ている32GBの容量があるラジオサーバの予約もPCからできるようになるとありがたいのだが。 また地デジの音声も受信できるものがあると良い。 今回は買う前に視覚障害者でも利用できるかどうか試したいので貸してくれるかどうかお願いしたのだがだめだったので、モニターができるようになるともっと良いと思った。 以上。なにか他に情報があったら教えて欲しい。

web@watakatsu.com

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